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2022-08-27
DIY/GARDENING

京セラ GS-2020 ガーデンシュレッダーを使ってみたレビュー

KYOCERA
GS-2020
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hikaru
Software Developer / DIY'er

今回はじめてガーデンシュレッダーといわれる機材を購入してみました。購入した機種は 京セラ(元はリョービ)の GS-2020 です。

数日かけて庭中の枝を粉砕したので、組み立てから使用感、良い点・悪い点をレビューとしてまとめてみました。

それではどうぞー。

京セラ GS-2020 ガーデン粉砕機の部品


取説の通りすべての部品が梱包されていました。ただ、『⑤~⑧の車輪取り付けシャフト一式』と『⑭~⑮のポリ袋取り付けパイプ一式』は既に組みあがった状態でした。

⑤~⑧の車輪取り付けシャフト一式 ⑭~⑮のポリ袋取り付けパイプ一式

ガーデンシュレッダーの組立て手順

京セラ ガーデンシュレッダーの組み立ては簡単です。車輪を取り付けてシュレッダーボックスを取り付ければ完成です。

車輪組付けのために本体を逆さにする

取説を見ると『シュレッダー本体を逆さにしてシュレッダーボックスに入れる』とあり作業の意味が分からなかったのですが、どうやら車輪を組み立てるためシュレッダーボックスを作業台にするためにそのような説明になっているようです。

安全に車輪を組みつけられるのであれば、重たいシュレッダー本体をシュレッダーボックスに入れなくても本体を横にするなりして作業しても良さそうです。(今回は取説に従って作業します)

シャフトを通して、ワッシャーを入れる
車輪用のスリーブを入れる
車輪を入れる
ナットを締める
付属の丸棒とメガネレンチを使って締める

きつく締めると車輪が回らなくなるのでほどほどに締めます。

車輪カバーを取り付ける

完成!

逆さに置いた本体を戻して、シュレッダーボックスを取り付ければ完成です。

ガーデン粉砕機を使ってみる

コードの長さは 5m もあるので十分

電源コードは 5m もあるので十分

電源コードの長さは 5m あり屋外にコンセントがあれば十分な長さかと思います。

この製品は 1,450W もの電力を消費するため、延長コードを使う場合は十分に太いコードを使ったほうがよさそうです。なお、取説には『延長コードを使用すると能力が低下する』と記載されています。

わかりやすい操作パネル

電源 ON と OFF のシンプル操作と、正転/逆転を切り替えるスイッチがあります。

まずは試しに適当な枝を粉砕してみる

試しに粉砕する枝たちです。

とりあえず数本粉砕してみました。


ちゃんと粉砕できてます。

こんなサイズ感の枝も、このままぐいぐい粉砕してくれます。

枝の径が細いものは粉砕されずにそのまま通過してしまったようです。


そんな時は、粉砕機の右側面奥にある調節ノブでギヤ刃と受金具の隙間を狭めることで、細い枝も粉砕できます。
(なお、この隙間を狭めすぎると受金具がギヤ刃と当たってしまい、受金具が削れますので注意が必要です。私はやりました)

最後はこの枝です。枝の太い部分を測ってみると 50mm ぐらいあったので、そのままでは粉砕できません。

今回はよく切れる ゼットソーのノコギリ を使って切り分けました。木工 DIY で大変お世話になっている相棒ですが、普通に枝木も切れます。

太すぎる枝は粉砕できませんでしたが、それ以外は詰まることもなくコンパクトに粉砕できました。

滅多にありませんがこんな感じに、切れているようで下で繋がったままのヤツも紛れてます。湿っていたり柔らかい場合は致し方ないかも。

庭の枝を粉砕してみる

うまくいきそうなので敷地内にある枝を集めてきました。

サクッと終りました。10~15分ぐらいで作業完了したと思います。

続いて第2陣登場。写真には収めていませんがまだまだあります。日陰で数時間作業しましたが途中で止まることもなく安心して使えました。


うちの自治体では燃やすごみとして出すこともできますが、とりあえず庭の一画に放置することにしました。そのうち畑にまいてみてもいいかもしれませんね。

ガーデン粉砕機の片付け

枝は粉砕してシュレッダーボックスにきれいに収まりましたが、枝についていた細かい枝葉が散らばってしまいました。こんな時はブロワーを使うと一気にきれいになって気持ちがいいです。

右は HiKOKI の 36V 小型コードレスブロワ RB36DB です。小型のため範囲が広いと時間がかかります。普段は洗車後に水分を飛ばしたり、焚き火の火付けに使ったりしています。

左は HiKOKI の 36V 大型コードレスブロワ RB36DA です。今回のように細かい枝葉を飛ばすのであれば大型ブロワが楽です。

外に保管する場合は何かしらカバーがあったほうがいいと思います。今回は車のタイヤ用のカバー がシンデレラフィットでした。

おわりに

数日かけて庭中の枝を粉砕してみました。現状で感じた良い点と悪い点を記載します。

良い点

  1. 保護機能がある
    • 40mm ぐらいの枝をダメもとで投入してみましたが、モーターの保護機能で停止してくれました
    • 保護機能がシッカリしているのはありがたいです
  2. 逆回転機能がある
    • 保護機能などで停止した場合や詰まった場合に逆回転機能を使うと簡単に引き抜けます
    • ただ滅多に詰まることは無いので、ほぼお世話になることがない機能かもしれません
  3. 安全性が高い
    • 構造上、手が巻き込まれるはなさそうです
    • 入り口は枝が入るサイズしかなく、入り口から刃の部分までは高さ(奥行)があるので指が巻き込まれる心配はないです
  4. 運転音は掃除機ぐらい
    • 音の煩さは主観で変わりますので何とも言えませんが、掃除機ぐらいの音なので私は許容範囲内です
  5. 高い…けど許せる金額感
    • 3万円は高いのですが、人によってはそれに見合う価値は十分あると思います
    • うちも竹・笹や木の枝など1ヶ月間だけでもそこそこの量が出ますので、処理できずに溜まっていくことを考えれば大変助かっています

悪い点

  1. 枝の直径が 30mm 以上だと使えない
    • 仕様なのでどうしようもありません
    • あ、マキ割の要領で縦に割って径を小さくするのはアリかもしれません

総じて大変お勧めです。もし友達が迷っていたら『迷っている時間が勿体無いからすぐに買ったらいいさー』と言えるぐらい良い買い物でした。

おわり。

今回使用したサブアイテム